本番はやっぱり楽し
3月最後の日、ル・ヴァンは栗東さきらホールでのレディースコーラスフェスティバル本番を迎えました。HfJ同様、この日も当日練習はなく、小ホールでのリハーサルだけ。文字通りぶっつけ本番となりましたが、団内ピアニスト2人の力も借りながら、多少の事故はあったものの笑、比較的リラックスした演奏ができたようです。家庭の事情で1名欠席ではありましたが、楽しい本番となりました。今回もうっかり衣装の写真を撮り忘れました💦記念撮影の写真が届くまでのお預けです、トホホ〜。
どの団も聴きごたえがありましたので、残念ながらレディース賞はいただけませんでしたが、ル・ヴァンのメンバーもいる姉妹団のコカリナさんやはづきさん^_^が受賞され、お祝い気分のお相伴にあずかりました。おめでとうございま〜す。本番後は有志で最後の団まで聴き、クロージングの『夕焼け』では後ろ髪を引かれながらロビーに集合して駅へ。大津駅のホームに面したお店で楽しく打ち上げました。そこから帰宅組とお泊まり組に分かれ、お泊まり組13名は石山駅近くのホテルへ。さっぱり入浴後に再度集まり、二次会となりました。ところが、客室の空調が暖房か送風しか効かず、お風呂上がりのほてった身体の13人が狭いシングルの部屋に集まると、ちょっとしたサウナ状態。「暑い暑い」と言いながらも、日付が変わる前までくっちゃべりました笑笑。
翌朝はそれぞれのペースで、早く朝食を取って帰宅する者、瀬田の唐橋まで出向く者、ゆっくり朝食する者とに分かれましたが、チェックアウト後は駅からバスに乗って、いざ石山寺へ。そうです、石山寺は今年の大河ドラマ『光る君へ』の主人公、紫式部が『源氏物語』を着想したところとして有名なお寺なのです。ちょうど大河ドラマ館も開催中、そして桜の名所でもあるので、リクリエーション係が企画してくれたのでした。
残念ながら桜の見頃には少し早かったのですが、それでも場所によってはチラホラきれいに咲いており、程よい陽気に誘われて枝垂れ桜はほぼ満開、サザンカやモクレンなども満開でした。ドラマ館では十二単の衣装をはじめ大河関係の展示が並び、登場人物の相関図の前では「これがコレの子どもやね〜。もう藤原だらけでわからへん ええ〜、まひろ、おっちゃんと結婚すんの〜」など、平安気分そっちのけの勝手に井戸端会議状態でした笑
石山寺自体由緒だたしき名刹で、境内も広く、狭い穴の中をくぐると願いが叶うという「くぐり岩」や天然記念物の勇壮な珪灰岩、至る所に紫式部ゆかりの見どころがあり、ここだけで十分に堪能できました。
お昼は石山寺近くで滋賀県名物をいただけるリーズナブルなランチを所望。山門前の叶匠壽庵で名物「石餅」をお土産に買ったり、喫茶室でお茶したりと、石山寺観光を満喫しました。どこに行っても事件が起こるル・ヴァンですが、今回は比較的平穏(笑)。集めると必ずお金の計算が合わなくなる(何故か多い)お会計も気持ちいいほど明朗会計で(当たり前ですが笑)、最後まで楽しく過ごし、帰りの電車では「明日また会うよね〜」と笑いつつ、それぞれの駅で降りて三々五々解散。全員無事に帰宅できました。ありがたや〜。
その時に観光組で買ったお土産は、翌日の練習で休憩のおやつに振る舞いました。練習では、6月のおかあさんコーラスと秋のコンクールに向けて再スタート。ちょっと苦手な英語の歌詞の発音何とか工夫しながら攻略し、緻密なハーモニー作りにますます励んでいきたいと思います。 文:Yピー